「デザイン思考」について

「デザイン思考」
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「これは私の脳内!」と、読んで思いました。

自分が仕事に、広くは人生の歩き方に、どういった課題抽出と問題解決を行ってきたか。

漠然と「私はこうである」と自分を理解しているものの、それをどの様に周囲に説明するか。それが難しかったのです。

けれどここでは、それを明確に説明してくれています。

まさに、今まで私が何かを「する」場合において、頭の中が「動いて」いた「感覚」の説明です!

しかし私が「デザイナー」を志した幼い頃は「デザイナー」という職業について、この様な重要な物としては、少なくとも一般の人達は捉えていなかったでしょう。
けれども「デザイン思考」としてしか説明できない、自分だけの感覚があった訳です。

「自分の思考を説明できる」。GET。ちょっと嬉しいかもしれない。

ただ、インターネット上で「デザイン思考」を説明している文面などを拝見する事がありますが、
それが現在「デザイナー」として働いている人では無い場合などは、『「デザイナー」=単なる色を塗ったり、手作業をしたりする人』的に捉えられ、デザイナーという職種以外で「デザイン思考」ができる人が「エライ(えっへんっ!)」的に説明されているのは、なんだか違和感があったりしますね。

我々を、理解できない方からみれば「絵をかいたり図面を引いたりしてる人」「手作業ばかりしてる人」というイメージかもしれませんが、実際、そんな作業は我々の仕事の「一部分」にしか過ぎない訳で、そのプロセスに至るまで(作業を行うまで)の思考の時間に費やす時間の方がもっともっと膨大な訳なのですから。
(「わからない人にはわからない」世界なのかもしれませんが、、、。そしてそれはどの職種にもある事ですね。)

私事ですが、ここにきて自分の「発見」ができる機会が続いています。

人生とは「与えられた使命を全うする」というものだとずっと思っていましたが、それに加え同じくらいに「自分自身を理解する旅」であるとも言えるかもしれません。

まだまだ人生においては未熟モノですね。
しかし今後は「人生100年」とも言われます。これからもまだまだ「発見」があるのでしょう。楽しみにしましょう。

ともあれ今以上に誇りと責任を持って仕事にまい進して行かねば、と思った次第であります。