1%の女

正直言うと、「安定した生活をさせてもらってる私」がいて「好きな事を仕事にしている」っていう状態に、すごくあこがれていた。

けれどそれができない状態であったのだが、そこでめげるのが、諦めるのが、なんだかとっても、無性に、ともかく、「嫌だった」ので、なんとか、「そういうカンジ」を自分でやってみようと考えた。

なのである意味、私は一人二役で「安定した収入をもたらす夫役」+「収入に関係無く自分の好きな仕事をしたい妻役」を一人二役で続けていたのかもしれないのだと思う。

そんな理由もあって、少々世間で言われる「女性目線」という事に疎いのがずっとコンプレックスで、仕事においては「男性目線で、女性に輝いてもらえる事を考える」といったスタンスでやってきた。

しかし、社会も昔とは変化してきたのか。
最近共働きが増え、そんな自分でも二世代近く違うお施主様の奥様と、なんとなくお話が合うというか、、、。不思議な感覚を覚える。

そういうわけで子供達も大学から社会人へと無事成長したのだが、今になり結婚し、やっと生活だけを考えずに、好きな仕事ができるという事に恵まれているのは皮肉なものだなぁーと、たまに思ったりする(笑)

そんな自分は、思い返せば正月にやってみた性格診断(ユング心理学がベース)で、全世界の女性人口の「1%」しかいない「ENTJ」だった。
海外のサイトを翻訳してみると、ENTJの女性達が集まってるコメント欄などもあり、皆大抵私と同じような悩み(?)を抱えてる様で、泣けてきた。

だからこうなるんだ。(笑)