BLANK GENERATION

ブランク・ジェネレーション
届いたので観ました。

うーん、本当にGOODです。Ivan Kralがすごく好きになりました。
Patiiの曲では私は

ask the angels
ain’t it strange
citizen ship
pumping (my heart)
25th floor

等のサウンドが好きだけれど、全部Ivan Kralだったというのも
驚いた。縁だなぁ==:mrgreen:

白黒のライブ映像と「Dancing Barefoot」(これはアルバム
「WAVE」に収録されている曲で、本編のBGMに流れている。
裸足で踊る・・・と言う点から、Ivanの奥さんがネイティヴ
アメリカンであるという事を重ね合わせてしまう。)、
そしてボーナストラックとしてPatti、それにiggy pop の
曲が5曲入っている。「bang bang」や「saturday naight」は
初めて聞いたがなかなか格好が良い曲だ。

最初のライブ映像集ではBlondieが良かった。初めて観る
初期の映像だ。
ドキュメントの「Dancing Barefoot」は、主にPatti、Iggy pop
の足跡を中心にして進められる。
当時のCBGBで演奏活動をしていたアーティスト、Ivan自身のコメント
など充実の内容である。

大抵のアーティストがpattiを「カリスマ」と表現しているのは
すごい事なんだと今になってさらに思う。
他には、Pattiが夫の死後復帰した当時を思い起こし
「彼女の話す内容は、子供の事だけ、それ以外に無かった」
とIvanが話していたのも感慨深い。

「全てに対し【オリジナル】であったのは、オノ・ヨーコと
彼女だけだった」・・・・なんていうIvanのコメントは
涙モノだ。

そういえば、ここに出てくるアーティスト達は殆ど
50代、60代に手が届こうとしている年代ではないかな。

それを思えば「創造」というものは沸く術を持つ人に対しては
枯渇という状態は存在し得ないのだという事が良く分かる。

お勧めの作品でした。

アーティスト

パティ・スミス
テレヴィジョン
ラモーンズ
トーキング・ヘッズ(サイコ・キラー=サイコ・チキン?)
タフ・ダーツ
ウェイン・カウンティ
ブロンディ
ハリー・トレド
マーブルズ
マイアミズ
シャーツ
ニューヨーク・ドールズ
リチャード・ヘル&ハートブレイカーズ

<NYパンク>