Arek SochaによるPixabayからの画像

リフォームで吹き抜け空間を新たに設ける。。。。TVのリフォーム番組でもよく事例が紹介されていたりします。


吹き抜け空間では、「天井付近」をライトアップする事などで、吹き抜け空間のボリュームを感じさせるように見せるような照明計画が効果的です。

注意点やデザインのポイントは

・天井面をすっきりと、明るく。

吹き抜けのデザインを崩さない照明選びをしましょう。スポットライトで低層階から天井を照らしたり、天井面に必要最低限の照明器具を設置する。ダウンライトなら目立ちにくい機種を選ぶと良いでしょう。

・床を照らすなら狭角配光

吹き抜け天井側にダウンライトを取り付ける場合は、配光に注意。床まで効率的に光が届くよう、ハイパワーの狭角、中角を。(吹き抜けに面する二階部分がオープンの場合、まぶしくならなくてすむというメリットもある))

・吹き抜け壁面は照明器具の存在を抑える

吹き抜けのある高い壁面の途中に、ブラケット照明などを付けることがよくありますが、これはブラケットに視線が集中してしまい、高い空間の魅力を感じにくくなってしまうので避ける方が良い。
収納の上、梁の上などの目立ちにくい位置にスポットライトを取り付けたり、照度が足りない場合はフロアランプで演出するのも良いでしょう。

・メンテナンスへの配慮

場合によっては吹き抜け天井に直接照明器具を取り付けないで手の届く一階付近にスポットライトを設置して吹き抜け天井面を照らしたり、一階付近まで届くペンダントをメインの照明とする方法もあります。

・平面図だけで照明計画を行わない

吹き抜け部分の中心面が部屋の中心である様に考えてしまうケースもありますが、必ず天井伏図を重ね合わせ検討します。吹き抜けの天井面の中心と一階の天井面の中心を意識すると全体のレイアウトが整っていきます。

オーデリック株式会社WEBカタログより