インテリア風水の基礎知識・風水とは・特に重要な陰と陽

風水とは

 「風水」は、中国古来の思想で、都市、住居、建物、墓などの位置の吉凶禍福を決定するために用いられてきた思想で、読んで字のごとく
「風」と「水」。中国の漢の時代から伝わる環境運学です。ただし、日本で建築やインテリアに取り入れられて流行している風水は、「方位学」や「九星気学」、「12支占い」などが基となる内容が中心である場合が多いと言われています。

インテリア風水で特に重要な「陰と陽」。

 風水では住まいの「外観」は住む人の「外見」に影響し、「インテリア」は住む人に心理的な影響を与えるとされています。
まずはじめに、一番基本的なこと・・・・・それは、「陰と陽」とのバランスがとれたインテリアを心がけるということです。
例えば、もしこれから引っ越したり、中古住宅を買ったり、その他新築でも内装材があらかじめ決まっている、などの場合は、それらが「陽」に傾いているのか、それとも「陰」に傾いているのかを事前に判断した上で、そこに加えていくインテリアを「陰・陽」のバランスを考えながら選んでいくと良いでしょう。もちろん模様替えの場合にも、参考にしてみてください。

 
風水
陰陽インテリア  

「陰」のアイテム「陽」のアイテム

「陰」・・・マイナスのエネルギー イメージや色・・・・円形、女性的、柔らかなもの、くぼんだもの、間接照明、寒色系の色、暗い、冷たい、8畳の部屋
植物・・・・・・・・・・・バナナ、ナシ(木)、イチジク、ぶどう
ポスターや絵画・・・・秋・冬の風景
「陽」・・・プラスのエネルギー イメージや色・・・・直線、男性的、固いもの、尖ったもの、暖色系の色、明るい光、暖かさ
植物・・・・・・・・・・・竹、カエデ、菊、桜、ヤシなど
ポスターや絵画・・・・春・夏の風景
「中間」・・・バランスがとれた状態 ・6畳の部屋
「場合に応じてエネルギーが変化する」 植物・・・・・・・・・・・ポトス、ライムポトス、シクラメン、セントポーリア、青年の樹、ゴムの木、カポック、ベンジャミン、ガジュマル、ジャスミン、スパティフラム、
ブライダルブーケ、コーヒーの木、サボテン 玉シダ、盆栽等
  植物・・・・・・・・・・・上記以外
イメージや色・・・・白、ベージュ、アイボリー、茶色 

 

 インテリアの仕事をしていて経験があるのですが、風水的にかなりアンバランスなインテリアを、あえてお好みになる方もいらっしゃることがあります。

 これはどういう事かと言うと、その人の持った「陰」なり「陽」なりのパワーがかなり強い為、反対のパワーを沢山必要とするわけで、インテリアでそのバランスを取っているといえます。
ただ、やはり人生では色々な出来事に遭遇しますから、パワーもその時々で変化することだってあるでしょう。
インテリアに陰・陽のバランスが取れている事が必要とされる理由は、そのあたりにもあるのではないかと思います。

陰陽のバランスのとれたインテリアへの改善例

陰の部屋

これは6畳のお部屋。
6畳の部屋というのは陰陽のバランスがとれた大きさなのですが、内装によってバランスが変わってきます。

この例の様に、寒色系の内装やインテリアがメインの場合などは、「陰のインテリアの部屋」になってしまいます。



陰の内装のお部屋は、陽のテイストの家具を置き陰陽のバランスを取りましょう!
 
陽の部屋


赤などの暖色系、四角いテーブル(ムクの素材が良いです)などのインテリアをチョイス。
スタンドなどの照明も加えてお部屋の明るさもUPしましょう。



スタンド

TOPに戻る